【チラ裏】米国陸、海、空軍(一般兵)のフィットネステスト

2nd Recon Bnストレングススタンダードの記事、閲覧回数がかなり高めなのと、アメリカでは11月11日は復員軍人の日(Veterans Day)なのでミリ関係の投稿をと言う事で今日の内容。11月11日はm他にはArmistice Day、欧州ではRemberance Dayと第一次大戦終戦記念日でもあります。ポッキーの日なのは日本だけでせぅ( ˘•ω•˘ ) 一緒に仕事をしている人やゲハ関係で知っている人は分かると思いますが、たまたまここに辿り着いた人の為に、以下、自分の背景を書きますが、興味無い方は直接続きをクリックして下さい。

     自分は98年に海兵隊に歩兵科の機関銃士(0331 – Machinegunner)として入隊し、その後はリーコンに志願し、2回目のトライで入隊試験通過。RIP期間と基礎訓練課程(計7か月くらい)を経てリーコンマリーン(0321 – Reconnaissance Marine)となりました。

     当時の海兵隊はSOCOM直属のSO部隊は存在せず、SOCOMのお仕事をする場合は、MEUが一時的にSOC認定を受けた後にSOCOMからおこぼれを頂くかの如くMEU単体でSOをしたり—-Unified Combatant Commanderが海兵隊贔屓の場合に指名とかはあった—-、他軍とJoint Operationsで共同作戦をするか、個人的な指名があって直接誰それをSOCOMに派遣する感じの関わり合いしかありませんでした。例外はOGA関係の仕事でDIAやCIAに呼ばれて数年消えては戻ってくる人たちもリーコンには居ました。

DEVGRU     自分自身は海兵隊員として99年のコソボ紛争で初めて戦闘経験をし、その後イラクやアフリカでの任務、アラブ海でのインターセプション活動をしましたが、それでも派遣テンポが悪く、更には何度かDEVGRUに任務を横取りされる辛酸を舐めており、苦い思いをしていました。自分がイラクでチームリーダーとして任務をしていた頃に一緒だった友人と色々考え、改善の道はTier 1と繋がりのある部隊に鞍替えするしかないと言う結論に至りました。海兵隊からDevGruは行けないんですが、Deltaへの挑戦は可能でした。ただ、海兵隊最高司令が人員調整の為に異動の凍結をかけると、Deltaの入隊試験に合格しても行けないと言う事がよくあり、凍結期間も3か月の時もあれば2年の時もあり、とても不安定でした。同時期にDet 1も活動中で、近い将来MARSOCも出来上がると知っていたのですが、3~4年先の話で、所詮はTier 2止まり(今思えば大きく誤った推測)。

SFAS_cert name edited (1444x1920)     そこで2人とも海兵隊を除隊し、ウェストバージニア州の州兵軍と言う謎扱いの第19特殊部隊グループのとある大隊に裏道(笑)入隊。後日、SFAS(入隊試験)をチャレンジし、両名合格。そこで僕はPMCに来ないかと誘いを受け、戦場に手っ取り早く戻りたい気持ちもあり、PMCルートでアフガニスタンへ。親友はそのままQコースを進み、某部隊でCQBのネ申になり、今は障害退役。たまに勘違いしている人は見ますが、僕はグリーンベレーではありません。ベレー帽はQコースを最後までクリアした者にのみ与えられます。

合衆国海兵隊、陸軍、PMCと渡り歩くなかで、何度も何度も選抜試験や体力査定をして来ました。そこで今回はまず、各軍隊で採用されている一般的なスタンダードを紹介します。
 


U.S. Department of the Army [DA] [Seal][1.5]陸軍 「Army Physical Fitness Test」
男女問わず、腕立て伏せ(プッシュアップ)、腹筋(シットアップ)、そして2マイル走(3.2㎞)の3種目で、プッシュアップとシットアップの制限時間は2分。3種目にはそれぞれ達成回数や時間に応じた点数があり、各種目100点満点の計300点満点。それぞれの種目で60%は達成出来ないと不合格となる。昇進時の査定に使われたり、ある一定数出来ないと除隊の理由にも繋がる。

腕立ても腹筋も公平にする為にルールがあって、その通りの動作を完遂しないとカウントされない。腕立てなら深さが足りなかったり、ロックアウトが出来てなかったりと。SFASで隣の奴の腕立て伏せに試験官が「1,1,1…」と言っていて、そいつが半泣きになっているのが印象深かった。シットアップも腹筋と言うより股関節屈筋の持久力を試されるとみたいなもんで、余り理解出来なかった。シットアップの後に大体2マイル走がくるんだが、水分補給を怠っていると走っている最中につっちゃったりする。
また、陸軍は年齢毎の基準が設けられているのも特徴。若い方が圧倒的にシビアかなと思いきや、逆にぬるい。考え方としてはXboxしかやっていなかった環境の人が入隊しても数年は体が出来上がってないであろうと言う見方らしい。
腕立て伏せ 男性腕立て伏せ 女性

シットアップ 男女共通

2マイル(3.2km)走 男性2マイル(3.2km)走 女性

http://apftcalculator.com/ に行って、達成した回数や時間を入れると点数を計算してくれる。

Ranger Physical Fitness Test
レンジャースクールの第一フェーズ(ダービーフェーズ)で点数の無い合否判定のみの、性別および年齢不問のテストがる。プッシュアップ、シットアップ、チンアップ、そして5マイル走(8km)の4種目。プッシュアップとシットアップは2分の制限時間があるが、チンアップは無い。無いと言うより、一回着地したらカウントはそこで止まる。なお、レンジャー部隊のレンジャーはこれで査定しない。と言うか出来て当然であり、実戦部隊としてのレンジャーは別のイベント(こちらで軽く説明されています)を使うが、後日詳しく紹介しようと思う。
Ranger APFT
 


USMC海兵隊「Marine Corps Physical Fitness Test」
何とタイムリーなトピックですこと!こっちを見ませう!

 

 


USNavy海軍「Navy Physical Readiness Test」
海軍は腕立て伏せ(プッシュアップ)、腹筋(クランチ)、「何らかのカーディオ」の3種目である。他軍同様、年齢と性別で区別されている。「何らかのカーディオ」のデフォルトは1.5マイル走(2.2km)なのだが、ステーショナリーバイク、エリプティカルマシン、450m泳などがある。どのカーディオを選定するかは個人の自由らしい。

海軍は基本的に船を動かす職種、船をメンテする職種、飛行機関連の職種、サポートする職種、そしてその他に分かれており、その他じゃない奴らは基本的にドンパチしないし、体力も大して要求されない。基本的にピザが多い。なお、その他のEOD、レスキュー、ダイバー等の体力基準はノーマル海軍のとは違い、高スタンダードを要求。SEALsは言うまでもない。

ノーマル海軍は紹介しても面白くないので、海軍に入隊する際、「その他」の入隊契約オプションを確保する為に通らないといけないNavy Physical Screening Testを紹介しよう。なお、SEALsのこれで要求されるスタンダードはほかの職種より高いが、それでも実は低い。ギリギリクリアしてるレベルだとBUD/Sを合格出来ないのは周知の事実なのだが、このスタンダードを低く設定しているのは、海軍の人気の無い職種にBUD/S脱落者を回すためではないかと、噂されている。
Physical Screening Testは450m泳、プッシュアップ、シットアップ、懸垂、そして1.5マイル走(2.2km)だ。これは最低基準を通過するだけで良い。ただし、採点中は制限時間内やイベント中はMax Effort出さなければならず、実は最低限以上の点数も用意されている。
Navy PST
 


USAirForce空軍「Air Force Fitness Test」
空軍も海軍と似た感じのテストを採用している。特殊部隊員を除き、空軍で実際に戦争に行って危険な目に会うのはパイロットだけであり、空軍のパイロットは全員将校なのだ。つまり、その他の人たちはそのパイロット達と戦闘機をサポートする為の存在であり、故にか、フィジカルフィットネスに関しては30m徒歩出来れば良いみたいな考えがあるし、ミリタリーカルチャーも皆無と言ってよい。空軍の謎迷彩(どこに溶け込むの?)を来た整備士と事務員集団なのである。その人たちの為のテストなのだが、プッシュアップ、クランチ、1.5マイル走(2.2km)と腹回り計測が行われる。性別と年齢に応じた採点基準がある。腹回りの計測を行っている時点で察しがつくと思う。採点基準も少し難しいので紹介しない事にする。

代わりに、PAST(Physical Abilities and Stamina Test)と言うPJやCCTになりたい者が最低限満たさないといけないスタンダードを紹介しよう。特にCCT、そしてSTOの基準は本当に素晴らしい。タコライス研究日誌のアカウントではなく、僕のおふざけアカウントでよく空軍を馬鹿にした内輪ネタを披露するが、Tier 2と1のCCTとSTOは別次元。一緒に仕事をすると感心ばかりで、彼らの知識量、技術力、プロフェッショナリズム、どれをとっても脱帽せざるを得ない。自分個人はPJと一緒に仕事をしたこともなければ、お世話になったことも無いので何とも言えない。リーコンチームには一人SARC(Special Amphibious Reconnaissance Corpsman) と言う海軍の衛兵がつくので、メディカル面は彼らに任せているのだ。
USAF Pararescue


では先ずPJ/CROのPAST。


PJが懸垂(制限時間1分) – min 10
プッシュアップ(制限時間2分) – min 52
シットアップ(制限時間2分) – min 54
1.5マイル(2.2km)走 – 9分47秒以下
500m泳 – 10分07秒以下
25m潜水 – 上昇せず完泳。

CROが懸垂(制限時間1分) – min 8
プッシュアップ(制限時間2分) -min 45
シットアップ(制限時間2分) – min60
3マイル(4.8km)走 – 24分以下
1500m泳 – 34分以下
25m潜水 – 上昇せず完泳。

PJCRO PAST

USAF CCT

 

次にCCT/STOのPAST。


CCTが懸垂(制限時間1分) – min 8
プッシュアップ(制限時間2分) – min 48
シットアップ(制限時間2分) – min 48
1.5マイル(2.2km)走 – 10分10秒以下
500m泳 – 11分42秒以下
25m潜水 x 2回 (1回の間に3分休憩) – 上昇せず完泳。

STOが懸垂(制限時間1分) – min 12
プッシュアップ(制限時間2分) -min 64
シットアップ(制限時間2分) – min75
3マイル(4.8km)走 – 22分以下
1500m泳 – 32分以下
25m潜水 – 上昇せず完泳。
※表に懸垂は11とあるが、2015年の募集要項だと12となっている
CCTSTO PAST

上記のPASTは入隊時のもので、レベルが一番低い。PJ/CRO、CCT/STOはパイプライン訓練課程を通し、幾度か節目にPASTを受けるが、最低ラインがその都度上がっていくらしい。個人的には将校の1500m水泳のスタンダードが結構厳しい。全て同日に行っているのでかなりぶっ飛んでいる!

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